経済産業省は3日、エコカー購入補助金制度の条件緩和に伴い、新たに輸入車43車種を補助の対象に加えると発表した。43車種のうち大半の35車種が欧州車で、米国車はフォードのスポーツ用多目的車(SUV)「エスケープ」や、クライスラーのダッジ・JC(写真)、ゼネラル・モーターズ(GM)の高級スポーツセダン「キャデラックCTS」、大型スポーツタイプSUV「ハマー H3 V8」も対象になった。
エコカー補助制度は補助対象のエコカーを買うユーザーに最大25万円支給する景気刺激策だが、米国車の対象車種が全く無かったため、米国の批判に配慮し、輸入車でも対象になりやすいよう基準を変更した。ハマーは軍用にも利用される大型SUVだが、重量が重ければその区分のなかで燃費改善があれば対象になる。ただ、今回の規制緩和でも対象になったのはBMW、ベンツ、アウディなどの欧州車で米のカーク米通商代表は失望を表明したという。
こうしたなかで起きたトヨタ問題に対し、米国が必要以上に厳しい対応にでれば、日本側が米国による報復と受け取る可能性もあり、両国の関係に深刻な影を投げかける可能性がある。日本政府が米国に対し弱腰の姿勢をみせれば国内の産業界から政府に対する失望の声が上がるのは確実で、日米関係は自動車問題でも火種を抱えることになった。




























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