キリンホールディングスの加藤壹康社長とサントリーホールディングスの佐治信忠社長は8日、経営統合について東京都内で会談したが、条件が折り合わず、経営統合交渉を打ち切ると発表した。株式を公開するキリン、創業家が株式を保有する非公開企業のサントリー。米国などの大手食品メーカーに中国市場などの海外市場で対抗できる新会社を目指すという総論では両社とも賛成だった。しかし、会社の経営をどうするかといった各論になると、両社の企業風土の違いが前面にでてしまい、肌合いはあわなかった。両社の市場の裾野は広いだけに、今回の破談の影響はしばらく尾を引きそうだ。
経営統合の交渉打ち切りについてキリンは下記のようなコメントを発表した。
当社としては、統合新会社は、公開会社として経営していくことを前提に、経営の独立性・透明性が十分に担保されるべきと考えておりました。しかし、この点につきサントリー社との間で認識の相違があり、このまま統合交渉を継続しても、当社の目指す「グローバルリーディングカンパニー」として、国内外のお客様・従業員・株主をはじめとしたすべてのステークスホルダーから理解・賛同をもって受け入れられる会社の姿を描くことが困難であると判断し、交渉を終了することを決定しました。




























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