トヨタ自動車が最上級車種の「レクサス」について、日米あわせて27万台をリコール(回収・無償点検)する見通しだ。走行中にエンジンが停止する不具合が指摘され、国土交通省にリコールを届け出る準備を進めている。
日本で唯一ともいえる世界企業のトヨタ。急速な円高もあって、株価が急落しているなかでのリコールは株価下落にも拍車をかけたようだ。強い財務体質を持つ企業なので、この程度のリコールで経営基盤が揺らぐことはないだろうが、このところ、大型リコールが相次ぐ背景が気になる。
技術的な問題なのか組織的な問題、経営の問題なのか。トヨタが傾けば日本経済への影響ははかり知れない。単一の企業がこれだけ経済的な影響力を持ったことは日本の歴史にはないように思う。産業界もトヨタという大黒柱に頼ってきた面は否定できないだろう。
どんな企業にも転機は訪れる。トヨタが元気なうちに、国はトヨタに代わる産業を育て、企業はトヨタに代わる事業展開を考えておく必要がある。




























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