米銀、円が年末までに対ドルで80円割れを予想

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 米主力銀行のJPモルガン・チェース銀行が円相場の予想を修正、年末までに対ドルでは79.75銭、対ユーロでも100円を割り込むと発表したそうです。従来の対ドルで93円、対ユーロで116円に比べると急速な円高を見込んでいます。
 米景気の悪化で投資家のリスク回避の動きが鮮明になってきたことや世界的な金利低下で円資産の魅力が高まっていることが理由。国内大手銀行でも年末に80円台を予想するところがあり、政府・日銀の円高対策の先送りもあって、流れとしては一気に円高が進みそうです。
 日本企業の投資動向をみると、円高を見こして投資の多くは海外に振り向けています。生き残りのためには事業拠点を海外に移すしかないということでしょう。日本のGDPの減速するのは当然ですね。
 国内で仕事がなくなれば、失業者が増え消費も減ります。GDPの6割は消費ですから、国内景気の悪化は避けられない。2兆円程度の中途半端な追加経済対策では財政赤字を増やすだけで、あまり効果は期待できないという批判の声は正しい。
 政府の動きをみると円高対策をとらないのではなくて、米国が怖く動きがとれないというところでしょう。政府への批判は高まり、政局も一気に流動化、暑い夏は9月に入っても続きそうです。国民にとっては先が見えないというのはなんとも不安です。
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